お子さんが小学一年生で漢字が覚えられないと悩んでいませんか?
ひたすらノートに漢字を書いているだけでは覚えられなく、場合によって漢字に苦手意識をもってしまうかもしれません。
漢字が覚えられないのには原因があります。そのお子さんにあった対策と覚え方のコツを知れば漢字を楽しく覚えることができるでしょう。
小学一年生で漢字が覚えられない原因は?
小学一年生で漢字が覚えられないお子さんには、何かしら原因があります。
・そもそも「読む」のが苦手
・ワーキングメモリが小さい
・漢字の部首を覚えていない
・漢字は勉強と思っている
では詳しく解説しますね。
そもそも「読む」のが苦手
ひらがなやカタカナを読むことが苦手なお子さんは、漢字を覚えられない原因の一つかもしれません。文節のまとまりをとらえることが難しい場合や、ひらがなを単語のまとまりで考えずに、一つ一つ文字を読む拾い読みをしている場合だと、漢字が覚えられない原因のひとつと考えられます。従って「読む」のが苦手=漢字が覚えられないとなる訳です。
ワーキングメモリーが小さい
ワーキングメモリ(working memory:作業記憶、作動記憶)とは、短い時間に心の中で情報を保持し、同時に処理する能力のことを指します。
引用 広島大学
ワーキングメモリが小さい場合、一度覚えた漢字を少し時間が立つと忘れてしまいます。つまり記憶しておける数が少ないということです。「授業で習った漢字を家に帰って宿題をする時には忘れる」といったことはありませんか。
漢字を覚えられない小1のお子さんは、ワーキングメモリーが小さいのかもしれませんね。
漢字の部首を覚えていない
漢字を覚えるのが苦手なお子さんは、漢字一つ一つを丁寧に覚えようとしていませんか。漢字には部首があり、部首を覚えればそこから連想して漢字を覚えることができます。例えば、小1で習う「木」「村」「林」「森」「校」はきへんです。きへんは木の種類や木でできているものなど木に関する漢字につく部首です。このように漢字の部首を知り、部首と連想して漢字を覚えるといった漢字の覚え方もおすすめです。
漢字は勉強と思っている
小学生になると漢字を書きとり練習をする宿題がでます。書きとりの練習だけでは、勉強になりません。それは頭を使わずただ手を動かす作業にすぎないのです。漢字は勉強と思わず、日常でその漢字を使ったりテストをしてできなかった漢字を書きとることが勉強です。漢字をノート一杯に書いて終わりにしないようにしましょう。
小学一年生が漢字を覚えるコツは4つ!
小学一年生が漢字を覚えるコツには4つあります。
①漢字に馴染む
②低学年のうちは見守る
③「できた」ことを褒めてあげる
④「楽しく」漢字勉強をする
お子さん一人一人にあった漢字の覚え方を支援することが大切です。
漢字に馴染む
まずは漢字に馴染むことが第一です。息子は武将が大好きなので、武将の大事典を読んでいるうちに、漢字をどんどん覚えました。まずお子さんの好きなもの、興味のあるものから漢字に触れさせてみましょう。自分の好きなジャンルだと、自主的に漢字が読めるようになったり、漢字を真似して書くようになったりするかもしれません。漢字に苦手意識を持たずに、楽しく漢字を覚えられそうですね。
低学年のうちは見守る
漢字の書き順やとめ、はねなど、低学年のうちはお子さんの漢字の練習を見守ることも大切にしたいです。親が一緒に確認することで、ただノートに漢字を書くという作業ではなく、効率よく漢字を覚える習慣がつくようになるでしょう。親も仕事に家事に忙しいとは思いますが、低学年のうちは見守る時間を作ってみることをおすすめします。お子さんの漢字に対する小さなつまずきや学習状況を確認するきっかけにもなりますよ。
「できた」ことを褒めてあげる
漢字を上手に書けたり、文章を書くときに積極的に漢字を使ったりした場合は、ぜひ褒めてあげましょう。「できた」ことを褒めてあげることでお子さんは漢字に自信を持ち、さらに興味を持ち始めるきっかけになるかもしれません。以前間違えた漢字が書けたとき、「しっかり覚えられたね!」「もうバッチリだね!」と少しのステップでも認めて褒めてあげることで、自信がつき学習意欲が向上するようです。
「楽しく」漢字勉強をする
漢字を書いて練習することも大切ですが、我が家では漢字の漫画を使って、漢字を楽しく覚えました。息子は漫画が大好きなので、とても興味を持ち、本が破れるほど何度も何度も読んでいました。
小学一年生の時は、私が本を読んであげましたが、小学二年生では好きな時間に自分で読んでいました。漢字の成り立ちや熟語も載っていて、語彙力の向上にも効果的で一石二鳥!!
タブレットやパズル、だじゃれで覚えるなど楽しく漢字を勉強する方法はたくさんあります。
漢字が苦手と感じる前に、「楽しく」漢字を勉強する環境を整えてみることをおすすめします。
小学一年生が楽しく漢字を覚えられるおすすめの教材
小学一年生が楽しく漢字を覚えられるおすすめの教材をドリル3選とタブレット3選にわけてご紹介します。ぜひ参考にしながら、お子さんにあった教材を見つけてみてください。
おすすめのドリル3選
小学1年生におすすめのドリル3選をご紹介します。
【①日本一楽しい漢字ドリル うんこかん字ドリル小学1年生】
子供たちがうふふと笑ってしまうような文章で、楽しく漢字の勉強ができるドリルです。
日本一楽しい漢字ドリル うんこかん字ドリル 小学1年生 | 文響社(編集) |本 | 通販 | Amazon
・毎回声に出して読みながら勉強しています。
・笑いながら楽しくできるのがいいですね。
息子もうんこドリルを活用しました。もっとやりたい!どんどん自らドリルをやっていました。口コミでもあったように、息子も声に出しながら読み、漢字を書くので、頭に入りやすいのかなと思いました。
【②くもん小学ドリル1年生のかん字】
くもんは基礎を反復練習することで基礎基本を定着させることができます。
1年生かん字 (くもんの小学ドリル 国語 漢字 1) | |本 | 通販 | Amazon
・シンプルで見やすいのです。
・音読み、訓読みとたくさんあり、中々難しいです。
【③ドラえもん はじめての漢字ドリル1年生】
キャラクターと一緒に漢字を学べます。筆順がのっていることも魅力の一つです。
ドラえもん はじめての漢字ドリル 1年生 | 藤子・F・不二雄, 小学館国語辞典編集部 |本 | 通販 | Amazon
・キャラクターの応援メッセージがついていて励みになり、やる気がでてくるようです。
・オールカラーで見やすく、書きやすいです。
おすすめのタブレット3選
小学1年生におすすめのタブレット3選をご紹介します。
【①進研ゼミ小学講座 チャレンジタッチ】
専用のタブレットとタッチペンで漢字の勉強ができます。自動採点してくれるので、間違った時にその場で間違いを直すことができるので、、正しく漢字を書いて覚えることができます。
【②スマイルゼミ】
学校で使用している教科書に合わせて漢字の練習ができることが魅力の一つです。
ミニテスト形式では、メダルの色が変わっていくので楽しみながら取り組めます。
【③すらら】
お子さんのペースに合わせて学習できる無学年式オンライン教材です。
漢検対策にも適応しています。
専用のタブレットがないので、ご自身でタブレットと専用タッチペンの準備が必要となります。
小学一年生で漢字が覚えられない原因を見つけ、子供にあった勉強法で楽しく漢字を学ぼう
小学一年生で漢字が覚えられない場合は、まずお子さんがどんなことでつまずいているか、また原因を見つけましょう。そしてお子さんにあった漢字の覚え方や勉強法を見つけ、楽しく漢字を学びましょう。書いて覚えることも大切ですが、クイズ方式やゲーム感覚、タブレットで漢字を学ぶ方法もぜひ試してみてください。
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